[リアル] REPORT&DIARY

2015.10.14

AOZレポート 第5回

10月14日(水)

 女子の第4戦は2巡目の中国戦。第1クォーターでリードを奪ったバナJAPANだったが、第2クォーターで急失速。後半に入って粘りを見せるも、38-59と中国を捉えることができないまま試合終了となった。予選リーグ3位の女子日本代表は、明日、決勝進出をかけて予選2位チームと対戦する。

●日本   中国○
38 14-8 59
  0-11  
  9-21  
  15-19  

吉田絵里架

2巡目は修正できて、チームの雰囲気も良くなってきました。私たち関西メンバー(エリカ、マリ、ピータン<千尋>、ユイ)が、ここまで勝てないストレスを溜め込んできたので、明日はメッチャ爆発させます!

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大島美香

中国、オーストラリアと1巡目の対戦を踏まえて、今日は、しっかり修正して臨みました。前回は11番にやられたので、そこは止められたのですが…。前半、特に1クォーターはいい入りができて、良かったと思います。やってて勝てないとか、お手上げというチームじゃないんですけどね。弱点もあるし。明日は死に物狂いでやります。汚くても何でも勝てばいいんですから。

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上村知佳

チームは試合毎に成長していると感じます。今日は明日へのステップでした。やるべきことは、できるようになってきています。泥臭く明日はやっていきます。

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橘HC

結果は4連敗ですが、やるべきことをやって、効果は徐々にでてきたと思います。イージーなシュートを外したりと、オフェンスのリズムが悪いのが明日への修正点。郁美のシュート確率が上がって来たのは明るい材料です。明日はやります。応援、よろしくお願いします!

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昨日の中国戦で痛い敗戦を喫したシンペーJAPANだったが、今日はしっかり切り替えてUAE戦に入っていた。序盤からリードを奪って、その差をさらに広げると、決勝トーナメントも見据えたメンバー交代で主力を温存しながら勝利。明日からの決勝トーナメントに弾みを詰める完勝だった。

○日本 UAE●
68 22-5 19
15-4
13-8
18-2

藤本怜央

昨夜は、「この敗戦を次に活かそう。しっかり準備して明日に向かおう!」と話しました。今日の試合は満足できる内容ではなかったけど、勝ったという結果はよしとします。

明日からは決勝トーナメント。明日は、今日よりいいバスケを見せたいと思います。一戦一戦集中して自分たちのバスケをやっていく、その先にリオが見えてくると思います。応援、よろしくお願いします。

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鳥海連志

予選リーグ、長かった~。でも自分がここにいるという違和感はないです。馴染んできたのかな。スピードはある程度、通用しました。及川ヘッドと課題にしてた3Pもアフガニスタン戦で一本決められたので、嬉しかったですし、自信になりました。

明日からの決勝トーナメントなので、いよいよ面白くなってきました。緊張よりも、ワクワクが止まらない…そんな感じです。

あと部屋に、サーちゃんが(佐藤聡)大人の本を持って来るんですよ。エッチなやつ。どう思います(笑)。

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宮島徹也

昨日は僕らユニット5のディフェンスが上手くいかずにプレスを突破され、チーム全体がのれなくて、負けてしまいました。しっかりユニット5で話し合って修正して今日の試合に臨みました。中国戦の負けが、マイナスじゃなくて、プラスに変えられるように、明日から本当に負けられない戦いが続くので、しっかりと練習してきたことをやっていきたい。

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及川HC

ユニット5を昨日の中国戦と同様、スタートで使うというのは、昨日から決めていました。プラン通りに明日から始まる決勝トーナメントに、藤本、香西がエネルギー満タンで臨めるように、みんなの気持ちがどうあれ、リオに行くために今日のプランを立てました。今日を気持ち良く終わるのは簡単ですが、あえて我々の原点、ベーシックにこだわりました。

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2015.10.13

AOZレポート 第4回

10月13日(火)

女子の第3戦はオーストラリアとの2巡目の対戦となった。初戦の反省点を修正したバナJAPANは、オーストラリアに喰らいつき、互角のまま試合終盤へ。1位通過を狙いたいオーストラリアが必死で日本を突き放し、61-47で勝利した。3連敗となったバナJAPANだが、チームの調子は上向きで、選手たちの表情も明るかった

●日本   オーストラリア○
47 10-15 61
  17-12  
  10-11  
  10-23  

北間優衣

負けはしましたが、橘HCのプランに近い試合ができました。ボールを持つ選手に強く当たられてしまって、ボールが止まってしまうのが今後の修正点。ボールの受けを常に2か所以上作れるように、チーム全体で意識したいと思います。ローポインターが決めるとチームが波に乗れます。チャンスが来たら確実に決めたいと思います。

増子恵美

1巡目の試合に比べて、攻守ともいいプレイが出るようになってきました。ディフェンスにフォーカスしすぎないことも今日のテーマのひとつでしたが、みんなオフェンスの意識も持って戦えました。大会の中でチームの成長は続いている手応えはあります。あとは精度を高めて継続できるようになれば……がんばります!

土田真由美

いいところまで競ったんですが、最終Qでやられてしまうという悪いパターンでした。昨日はオフだったので選手だけのミーティングもやって、修正して今日の試合に臨みました。チーム状態は確実に上向きですので、明日はもっと良くなっていると思います。

網本麻里

気持ちは出てたけど、前に行き過ぎて丁寧さに欠けたような気がします。ツメが甘かったですね。フリースローがあかんかった。明日は手にミッチーと書いて、スラムダンクの三井寿のように入れまくります!


3連勝で決勝トーナメント進出を決めたシンペーJAPANだが、伏兵・中国に痛い敗戦を喫した。リードを奪うものの流れを掴みきれず、中国を引き離すことができない。同点のまま突入した最終クォーターも一時は5点をリードするが、そこから中国に逆転を許してしまう。ファウルゲームに持ち込んだが、中国のフリースローが決まって61-64で惜敗した。

これによって3勝1敗で日本、韓国、中国が並んだ。順位は当該3チームの対戦による得失点差で決まるため、一転して韓国が優位となった。
明日からもシンペーJAPANにとって、負けられない戦いが続く。

●日本   中国○
  61 14-13 64
  14-13  
  19-21  
14-17  

佐藤聡

油断じゃないとは思うけど、そういう気持ちもどこかにあったでしょうね。思いの外、中国は走力があって、プレスが効かずに走られました。ゲーム中になかなか修正出来なかったですね。ヤバいヤバいと思ってたら、最後やられてしまいました。

石川丈則

正直言うと、いやな感じがしてました。試合中も早く突き放して楽になりたかったんですが……。最後まで不安が拭えなかったです。若い選手が落ち込まないように、僕らオッサンが上手くフォローしますよ。立て直します!

藤井新悟

ぶっちゃけ中国をナメてました。韓国に勝って、日本の強さを実感出来て、もう決勝トーナメントを見てましたね。早く気付いてみんなに伝えられなかった自分の情けなさに腹が立ちます。きっと大丈夫だろうという根拠のない自信みたいなものが、ずっと気持ちの中にあって、気が付いたらやられていたという……。試合前から中国は強いと認識して入れなかったのが、悔やまれます。でもつまずく場所がここでよかったと切り替えたいと思います。

藤本怜央

油断ありましたね。キリッとしてなくてヘラヘラした空気があったかも。国と国との戦いなんで、消化試合なんて1つもないんですよね。今日が決勝トーナメントのクォーターファイナルじゃなくて良かった。まぁ見てて下さい。絶対、リオの切符は取るから!

及川HC

ひとつひとつ目の前のことに、もっと向き合ってやらなくちゃいけなかった。12人全員の力を付けないとダメなんです。JAPANがこれから世界と戦うのには、それが絶対、必要です。今日は、そのための大事な試合だった。エースユニットだけだと、世界の上位に行けない。描いたストーリーは間違ってなっかたんですが……。こういう経験を選手にさせてしまったのが、悔しい。いい成功経験をさせてやりたかった。選手に申し訳ない気持ちで一杯です。

井上雄彦AOZ日記 2

第2クォーター5分過ぎ。韓国チームのいい流れが続き、彼らのリードが8点と広がったところで巨漢のエース⑦キム・ドンヒョンの咆哮がコートに響いた。

日本にとって韓国代表が格下だったのはもはや過去の話。4年前の韓国で行われたロンドンパラ予選での死闘で日本は薄氷の勝利を得たが、苦い負けを味わった韓国は、日本との力の差はもはやないという確信を得た。事実、その後の韓国は日本に3連勝してこのAOZを迎えている。勢いは韓国にあった――。

しかし日本に動じる様子はない。やるべきことを確かめながら、自分たちの絵を着々と描き進めているような印象を受ける。

22-27の5点ビハインドで後半へ。

日本の大黒柱藤本がよりゴールに近いところでシュートできるようになってきた。日本のディフェンスは相手の得点源に楽なシュートを打たせない。

真綿で首をしめるようにジワジワと韓国チームの自由を奪っていく。及川HCは昂ぶる様子をまるで見せない。韓国のほとんどのポゼッションは24秒ヴァイオレーションギリギリの望まぬ形のシュートで終わっている。

最終4クォーター、韓国チームは手詰まり化。前半に見せていた余裕の表情はどこにもない。 日本チームが描いてきた絵がいよいよ完成の時を迎えた。

55対48。後半のスコアは日本が33、韓国が21。

対韓国戦の連敗は止まった。リオパラリンピック出場へ、一歩近づいた。

勝利以上に大きいのは、難敵韓国相手にリードされても慌てず騒がず、自分たち自身を信じ続けて、狙いどおりの試合を遂行したことだ。

日本代表は新たな次元に入ったと感じた。

井上雄彦
10/11/2015



韓国のエース、キム・ドンヒョンをディフェンスする香西


後半に入って藤本のシュートが決まりだした


平静な表情で戦況を見守る及川HC


コメントブース前で香西(左)、鳥海(中)、豊島(右)と


試合終了後の取材でようやく笑顔を見せた及川HC

リアル×AOZ スペシャルショートムービー

リオパラリンピックの切符をかけた最終決戦「アジアオセアニアチャンピオンシップ」。千葉ポートアリーナ周辺の熱気や選手達のガッツ溢れる姿をご紹介します!


YouTube: リアル×AOZ スペシャルショートムービー

2015.10.12

AOZレポート 第3回

10月12日(月)

本日の日本チームの試合は男子のみ。シンペーJAPANの対戦相手はアフガニスタンで、試合序盤からエンジン全開でリードを広げ、第1Qで24-2の22点リードを奪う。その後も攻守に圧倒してリードを広げ、91-12で快勝。見事、3連勝を飾った!

○日本   アフガニスタン●
91 24-2 12
  22-0  
  20-8  
  25-2  

永田裕幸

ユニット5ではディフェンスから入ってリズムを作り、得点につなげる良い流れを生み出すことが求められていています。この試合では高いラインをチーム全員で合わせながら守り、8秒や24秒バイオレーションを何度も取ることができました。

藤澤 潔

全員がベーシックを意識して戦いましたが、正直、かなり苦しかったです…。個人技で突破できそうなところでもチーム全体が連携して攻めることを意識して、それに40分間集中して戦ったゲームでした。これからも精度と実行力を高め、戦っていきます!

土子大輔

格下の相手でしたが、闘志あふれる意気込みで向かって来ました。それをしっかりと受け止め、個で強引に攻めるのではなくあえてチームでしっかりした形を作り攻撃しました。韓国戦を終えて予選プールの山場を越えたので、主力を温存しつつ、自分のいるユニットが中心となって残りの予選プールを戦っていく心づもりです。

及川HC

アフガニスタンに「日本のように強くなりたい!」と思ってもらえるよう、チーム全体で基本がしっかりできている姿を見せようと話して試合に臨みました。「基本的なことをしっかりやると強くなれるんだよ!」と示したかった。 この試合で(鳥海)連志が3ポイントを決めましたが感動しました!実は、今大会中に3ポイントを決めるのを彼の宿題に課していました。それをこの試合で見事に達成してくれましたよ。

PLAYERS PROFILE

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