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2016.09.11

リオパラリンピック シンペーJAPANの激闘その3

〈第3戦〉
9月10日(土)オリンピックアリーナ 21時試合開始

  1 2 3 4 R
オランダ 22 14 16 15 67
日本 10 23 16 10 59

2連敗の後の第3戦は、シンペーJAPANにとってまさに正念場。選手たちもいつもに増して、気合が感じられた。オランダ相手には、パラ直前のイギリス遠征での試合でも勝利し、勝算は十分。しかしながら立ち上がりから相手の23番にいいように得点され、いきなりつまずく展開に。それでもじわじわと追い上げ、第3Qではついに逆転。シンペーJAPAN、パラ初勝利も見えてきたが、やはり23番に大事な局面でシュートを決められ、結果、最終Qに力尽きた。これで開幕3連敗。いい試合はいらない。次のカナダ、そして最終戦のオーストラリアとやってきた集大成を見せて欲しい。シンペーJAPAN、ファイト!!


■オランダ戦コメント

京谷AC

「いい試合でも勝たなくちゃ意味がないんです。ただただ悔しい…それしかないですね。正直、オランダ戦が一番の山だと思っていました。いやぁ、きついなぁ。でも終わったわけじゃなく、まだカナダ、そして世界王者のオーストラリアとの試合が残っています。最後まで、全力で闘うだけです」

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藤澤潔

「決めれるところで、ちゃんと決めれなくて…悔しいです。ショットの角度も崩れてたのかもしれないですね。フリーでもらったりするチャンスもあったので、そこはしっかり決めないといけなかったです…」

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及川HC

「ユニット5を使うタイミングを見ていたんですが、出すタイミングなくて、もっと大胆に使えてたかもしれませんね。第1Q、相手の23番が連続シュートを決めたんですが、あそこまで入るとは正直思ってなくて、もっと早くリアクションすべきでしたね。カナダ戦は準備してきているし、選手たちがやるべきことをやってくれると思います」

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藤本怜央

「はっきり言って今日の鍵を握るのは俺のシュート次第だと思っていた。
京谷ACにアテネの時から「お前にはエゴがない」と言われ続けてたんですが、やっぱりシンペーJAPANというチームで、点を取る仕事は俺なんだと改めて思ったし、パスをくれよって思いました。勝ち際ではエゴも必要なんだって、この舞台で分かったというか…。明日はカナダ。シンペーさんの学んだカナダのバスケに勝ちたいですね。昔のカナダとは当然違いますけど、失うものがない分、今のカナダは脅威ですよ。でも、勝ちます。僕らは、まだ終わりなんかじゃない。しっかりといいバスケをしたいですね」

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