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2015.10.13

AOZレポート 第4回

10月13日(火)

女子の第3戦はオーストラリアとの2巡目の対戦となった。初戦の反省点を修正したバナJAPANは、オーストラリアに喰らいつき、互角のまま試合終盤へ。1位通過を狙いたいオーストラリアが必死で日本を突き放し、61-47で勝利した。3連敗となったバナJAPANだが、チームの調子は上向きで、選手たちの表情も明るかった

●日本   オーストラリア○
47 10-15 61
  17-12  
  10-11  
  10-23  

北間優衣

負けはしましたが、橘HCのプランに近い試合ができました。ボールを持つ選手に強く当たられてしまって、ボールが止まってしまうのが今後の修正点。ボールの受けを常に2か所以上作れるように、チーム全体で意識したいと思います。ローポインターが決めるとチームが波に乗れます。チャンスが来たら確実に決めたいと思います。

増子恵美

1巡目の試合に比べて、攻守ともいいプレイが出るようになってきました。ディフェンスにフォーカスしすぎないことも今日のテーマのひとつでしたが、みんなオフェンスの意識も持って戦えました。大会の中でチームの成長は続いている手応えはあります。あとは精度を高めて継続できるようになれば……がんばります!

土田真由美

いいところまで競ったんですが、最終Qでやられてしまうという悪いパターンでした。昨日はオフだったので選手だけのミーティングもやって、修正して今日の試合に臨みました。チーム状態は確実に上向きですので、明日はもっと良くなっていると思います。

網本麻里

気持ちは出てたけど、前に行き過ぎて丁寧さに欠けたような気がします。ツメが甘かったですね。フリースローがあかんかった。明日は手にミッチーと書いて、スラムダンクの三井寿のように入れまくります!


3連勝で決勝トーナメント進出を決めたシンペーJAPANだが、伏兵・中国に痛い敗戦を喫した。リードを奪うものの流れを掴みきれず、中国を引き離すことができない。同点のまま突入した最終クォーターも一時は5点をリードするが、そこから中国に逆転を許してしまう。ファウルゲームに持ち込んだが、中国のフリースローが決まって61-64で惜敗した。

これによって3勝1敗で日本、韓国、中国が並んだ。順位は当該3チームの対戦による得失点差で決まるため、一転して韓国が優位となった。
明日からもシンペーJAPANにとって、負けられない戦いが続く。

●日本   中国○
  61 14-13 64
  14-13  
  19-21  
14-17  

佐藤聡

油断じゃないとは思うけど、そういう気持ちもどこかにあったでしょうね。思いの外、中国は走力があって、プレスが効かずに走られました。ゲーム中になかなか修正出来なかったですね。ヤバいヤバいと思ってたら、最後やられてしまいました。

石川丈則

正直言うと、いやな感じがしてました。試合中も早く突き放して楽になりたかったんですが……。最後まで不安が拭えなかったです。若い選手が落ち込まないように、僕らオッサンが上手くフォローしますよ。立て直します!

藤井新悟

ぶっちゃけ中国をナメてました。韓国に勝って、日本の強さを実感出来て、もう決勝トーナメントを見てましたね。早く気付いてみんなに伝えられなかった自分の情けなさに腹が立ちます。きっと大丈夫だろうという根拠のない自信みたいなものが、ずっと気持ちの中にあって、気が付いたらやられていたという……。試合前から中国は強いと認識して入れなかったのが、悔やまれます。でもつまずく場所がここでよかったと切り替えたいと思います。

藤本怜央

油断ありましたね。キリッとしてなくてヘラヘラした空気があったかも。国と国との戦いなんで、消化試合なんて1つもないんですよね。今日が決勝トーナメントのクォーターファイナルじゃなくて良かった。まぁ見てて下さい。絶対、リオの切符は取るから!

及川HC

ひとつひとつ目の前のことに、もっと向き合ってやらなくちゃいけなかった。12人全員の力を付けないとダメなんです。JAPANがこれから世界と戦うのには、それが絶対、必要です。今日は、そのための大事な試合だった。エースユニットだけだと、世界の上位に行けない。描いたストーリーは間違ってなっかたんですが……。こういう経験を選手にさせてしまったのが、悔しい。いい成功経験をさせてやりたかった。選手に申し訳ない気持ちで一杯です。

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