[リアル] REPORT&DIARY

2015年3月

2015.03.13

大阪カップ優勝! ヤンジャン3人娘も活躍!!

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世界の強豪カナダ、イギリス、オーストラリアを制して、大阪カップ優勝を飾った日本女子代表。今回は大活躍を見せてくれた、我らが“ヤンジャン3人娘”のコメントを紹介するぞ!


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#10 萩野真世

今大会では出場国全ての国に勝利し優勝することができました。初戦のイギリス戦に敗れたものの決勝でリベンジでき、試合を重ねるごとに課題を修正できたことはチームとして成長できたのではないかと思いました。2015年はリオパラリンピック予選がある大事な年となりますが、今年最初の国際試合で勝利できたことは大きな自信につながりました。これからまた個人としてもチームとしてもスキルアップして、さらに強くなっていきたいと思います。女子大生として最後の国際大会でMVP・・・びっくりしました!


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#11 古野祥子

今年10月に千葉県で開催されるリオパラリンピックの予選に向けて、自国開催となる国際大会でよい経験を積むことができました。対戦国も一部に若手を起用しているとはいえ、世界のトップチーム。ここで『優勝』することができ、勝ちに飢えている私たちにとって最高の大会となりました。ディフェンス面では大会を通じて、ステップアップしたプレイを見せられたのではないかと思います。 今大会を開催いただいた関係者のみなさま、応援に来てくれたみなさまへの感謝を胸に、今大会で得られた多くの課題にしっかり向き合っていきます。 次は私にプレスかけたくなくなるぐらいの、ブレイク見せつけてやります! やるしかないっ!


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#15 網本麻里

世界の強豪チームを集めてこの大会を開催していただけたこと、そして私の地元・大阪のみなさんがたくさん会場に観戦に来てくださって、こんなにたくさんのご声援をいただけたことが本当に嬉しかったです。みなさんの応援のおかげで優勝することができました。ありがとうございました! 2015年を好発進することができましたが、この優勝に満足せず、これからも女子日本代表チーム一丸となってがんばります。10月に千葉で開催されるリオ予選も、ホームの大声援に応える最高のプレイで出場権をつかみたいと思います。みなさん、ぜひ会場へお越しください。お待ちしています!


撮影・文/名古桂士(X-1)

2015.03.09

2015大阪カップ、女子日本代表が優勝!

2月11日~14日にかけて開催された「国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会」、通称・大阪カップ。今年の大会には日本のほか、2014年の女子世界選手権優勝のカナダ、同大会5位のイギリス、今年10月のリオパラリンピック最終予選のライバルとなるオーストラリアと世界のトップチームが参加した。

初戦のイギリス戦に56-61と逆転負けした日本だったが、第2戦では若手中心のカナダに終始主導権を握って71-32で完勝。オーストラリアとの第3戦は、互いに激しいディフェンスでぶつかり合う展開となったが、オーストラリアのエースであるガウチを6点、ポイントゲッターのメリットを5点に抑え込んだ日本が54-37と勝利して、予選リーグ1位で決勝戦進出を決めた。

優勝をかけての一戦は、初戦で敗れたイギリス。日本はカナダとオーストラリアを抑えてきたディフェンスがこの試合でも機能した。攻撃では、銅メダルを獲得した2000年シドニーパラリンピックで得点王とリバウンド王の2冠輝いた“レジェンド”上村知佳(3.5)が17得点と爆発。上村の活躍でスペースを得たエース網本麻里(4.5)がコートを縦横無尽に動き回って30点を叩き出し、59-42で日本が優勝を飾った。

大会MVPには、全試合でスターティングメンバーを務め、ローポインターでありながら高い得点力も見せた萩野真世(1.0)が選ばれ、大会ベスト5には網本も入った。 わずか1枠のリオパラリンピック出場権をめぐって今年10月に千葉市で開催されるアジア・オセアニアゾーンの最終予選に向けて、女子日本代表“バナJAPAN”は好スタートを切った。


<大会結果>

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<写真&キャプション>

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多くの観客が世界レベルのプレイを堪能

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イギリスとの決勝も激しい試合になった

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高い得点力を見せた上村

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リオを目指すチームに手応えを感じたという橘ヘッドコーチ

撮影・文/名古桂士(X-1)

2015.03.06

Jキャンプ・カネコのドイツレポート2

年末の時点でリーグ5位だったハンブルガーSVは、トップ4チームによるプレイオフ進出を目指しています。年明け初戦ではリーグトップのチームに大金星を挙げ、続く新年2戦目は、ケルン99ersと対戦しました。

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ハンブルガーSVの試合前の円陣。

このチームにもオランダ代表が2名、さらにドイツ女子代表のエースMarina Mohnenが所属しています。ドイツリーグでは、健常者も、女子もすべてミックス。女子は持ち点が-1.5点されます。ちなみにハンブルガーSVにはドイツ女子代表が4名、アメリカ女子代表が1名いて、しかもそのうち2人は2014年の世界選手権のオールスター5に選ばれている選手です。

試合はハンブルガーSVペースながら、前述のMohnenのショットが面白いように決まり、なかなか点差が開きません。しかも、審判の笛に苦しんだレオが前半に3つ目のファウルをして一度ベンチへ下がりました。ハンブルガーSVに残るハイポインターは女子のみで苦戦が予想されましたが、ここをオランダ代表のMustafa Korkmaz(3.0)とRobin Poggenwish(3.0)、そして我らがヒロ(3.5)のクラス3トリオでしのいで、64-43でしっかりと勝ち切りました。

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好調ハンブルガーSVがリーグの台風の目に!

1月の試合を全勝したハンブルガーSVは2月に入っても好調を維持。プレイオフ最後の1枠を争っているトリアーとの直接対決を81-74で勝利して、プレイオフ進出を濃厚にしました。この試合でヒロは最終クォーターで3Pを3本連続決めるなど、大活躍を見せました。プレイオフでのハンブルガーSVの戦いは大注目ですよ!

総合型地域スポーツクラブの仕組みが浸透し、トップリーグから5部リーグまであるドイツ。海外から男女問わず多くのトップ選手が渡独し、健常者を含む現地ドイツ人たちと一緒にプレイして、ハイレベルで非常に面白いリーグ運営がなされています。日本では圧倒的な強さを誇るレオとヒロが、さらに成長していくうえで必要な舞台がまさにここにある、と言えます。

今年10月に千葉で行われるリオパラリンピック予選。オーストラリア、イラン、韓国など強豪ひしめく予選を突破するためには、日本代表もここからもう一段のレベルアップが必要です。ドイツで戦うレオとヒロの成長が、「世界で戦う日本」のカギになることは間違いありません。

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ヒロとレオ(ドラえもんではありません)

文=Jキャンプ:カネコ

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