世界選手権予選レポート 11月27日 vs タイ
<決勝トーナメント準々決勝>
タイに快勝! 世界選手権の出場権も獲得!
日本○ 73-35 ●タイ
Aプールをイランに次ぐ2位で通過したシンペーJAPANは、Bプール3位通過のタイとの準々決勝に挑んだ。
この試合も好調のシンペーJAPAN。「略奪忍者」野澤のディフェンスも光った。身体のサイズは小さい野澤だが、長い手でのプレッシャーで何度も相手のターンオーバーを誘い、相手に攻撃のリズムを作らせない。
開催国タイにダブルスコアで完勝し、準決勝進出を決めた。
日本とともにベスト4へ進んだのは、オーストラリア、イラン、韓国。世界選手権の出場枠は3だが、開催国である韓国はこれに含まれないことから、この時点で日本の世界選手権行きが決定!!!
しかし大会はまだあと2戦を残している。
ここまでベンチメンバーも積極的に起用して、決戦の準備を重ねてきたシンペーJAPANは、準決勝でロンドンパラリンピック銀メダルのオーストラリアに挑むことになった。
「今のベストの力をぶつける準備はできた」と及川HC。自分たちの力を思いっきりコートで表現してほしい。
一方、日本女子代表は予選ラウンド最終戦38-44でオーストラリアに敗れて2位、決勝トーナメントは3位中国との再戦となった。
文=Jキャンプ:カネコ
写真=Jキャンプ:伊藤
コートでもベンチでも誰よりもコミュニケーションを取る森
この日もキレのある動きを見せた川崎
オフェンスでも今大会初得点の野澤
試合後センターサークル上で勝利を喜び合った