[リアル] REPORT&DIARY

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2015.02.27

Jキャンプ・カネコのドイツレポート 1

2014世界選手権日本代表を牽引したキャプテン藤本怜央(レオ)、副キャプテン香西宏昭(ヒロ)。一昨年アメリカ・イリノイ大学を卒業後、ドイツ・ハンブルガーSVでプロバスケットボールプレイヤーとしてのキャリアをスタートしたヒロ。そのヒロを追って、今シーズンはレオもハンブルガーSV入団し、2人が同じチームで戦っています。
シーズンも終盤に差し掛かった彼らに、Jキャンプが突撃取材を敢行しました!


まずは2人の日常生活からご紹介します。彼らが暮らすのは、ハンブルク郊外にあるチームスポンサーのリハビリテーション病院に併設された住居棟。

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レオとヒロが住む住居等。部屋は別々です(誤解しないでね)。

広々とした敷地内の一角にある住居棟は、長期リハビリ患者やその家族のために造られており、一般的なアパートやマンションとほぼ同じ様相で、部屋は1LDKの広々とした作り。
部屋の中はセントラルヒーティングのため(ということにしておこう・・・)、外に降る粉雪をもろともせず、まるで季節感のない二人。

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ここは真冬のハンブルク。Tシャツ姿で汗をかいている2人。

食事は病院スタッフのための社員食堂を利用することが可能で、これらもすべてチーム負担。この住居棟には他に、世界選手権オランダ代表の選手2名なども暮らしいて、ドイツの他地域に住む所属選手たちも、週の半分以上はここで過ごすそうです。

外国人のプロ契約選手が多いヨーロッパでは、レオやヒロのように代表クラスの選手が2人セットで契約をするケースも多く見られます。代表チームから見ると、自国から離れても代表でのプレイを想定して合わせていくことができるし、クラブチームから見ると、完成度の高いコンビをチームの主力として使えるというワケなのです。

ハンブルガーSVのHCはHolger Glinicki。2012年のロンドンパラリンピックでドイツ女子代表を金メダルに導いた闘将です。同じ代表チームのHCということで、日本男子代表及川晋平HCとも密に連携を取り、2人の情報を交換しています。代表とクラブの両方にとって有益な環境であることが大きなポイントです。

2人のチームメイトはほとんどが各国の代表経験者。

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ハンブルガーSVの練習風景。

トップ4が進出できるプレイオフを目指して集中した練習を行なったチームの中で、何度もコーチから呼ばれ、指示を受けるレオとヒロ。2人がチームからの信頼を勝ち得ていることが手に取るように分かりました。(次回に続く)

文=Jキャンプ:カネコ

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