AOZレポート 第7回
10月15日(木)
予選リーグ3位のバナJAPANは、決勝進出をかけて同2位のオーストラリアと対戦した。オーストラリアから厳しくマークされる得点源の網本をおとりに、空いた他の選手で得点を重ね、前半を1ゴール差で折り返した。しかし第3クォーター、オーストラリアは一気にギアを上げ日本を突き放す。最終クォーターは修正して互角に展開に持ち込んだ日本だったが、追撃も届かず。49-69で敗れ、リオ出場には届かなかった。
●日本 | オーストラリア○ | |
49 | 14-18 | 69 |
10-8 | ||
8-24 | ||
17-19 |
平井美喜キャプテン
リオを目標にやって来たので……悔しいです。バナJAPANのキャプテンとして2年間、頭を使って考えるバスケをやってきました。自分もチームも成長することができました。ここで学んだことを次に活かしたいと思います。2年間、かけがえのない時間でした。支えてくれたすべての人、チームメイト、スタッフ……感謝しかありません。
萩野真世
今大会はチームとしては、毎試合少しずつ成長できたという実感がありました。それだけに残念です。しっかり走って自分の役割をまっとうしようと思っていましたが……決めるべきシュートを決めてチームを盛り上げることができなかったのが悔しいです。この思いを私たちの世代がしっかり受け継いで、これからの新しいJAPANを作っていきたいと思います。
網本麻里
勝ちたかった…。ウチにプレッシャー来るのが分かってたから、とりあえず走っとけばディフェンスを引き付けられると思って、必死で走りました。で、マークの空いた郁美に気持ち良く打たせる作戦がハマって、2点差で折り返すことができたんやけど、後半は向こうの高さにやられた感じやった。15番のアンバー(26得点)は183センチらしいです。上でボールを通されるとジャンプできん車イスバスケじゃどうしょうもない。AOZは今日で終わりました。気持ちを切り替えるために、ちょっと休もうかな…。
橘HC
ちょっと正直、力負けですね。こちらの指示にしっかり反応して、アタックもしてくれました。20点の差が現実です。この敗戦を受け止めて、次に進むしかないです。最終の真世の3ポイントは次に繋がる、いいショットでした。今は選手たちを誇りに思います。応援、ありがとうございました。